台湾で発生した地震から3日で1か月です。復旧作業が進んでいますが、現地でゲストハウスを営む仙台出身の女性は、観光業への影響が長引くことを心配しています。

 4月3日台湾で発生した震度6強の地震では、外国人観光客を含む18人が死亡するなど大きな被害が出ました。

 震源地に近い花蓮市でゲストハウスを営む仙台市出身の内海真巳子さんです。

 地震から1カ月が経ち現地では元の生活を取り戻そうと復旧作業が急ピッチで進められていると話します。

 内海真巳子さん「日本でも報道されていた大きな傾いたビルはすっかりきれいになって、今更地になってコンクリートになっていて何もなかったみたいにすごいきれいになっているんですね。お土産屋さんも、普通に試食のお姉さんが道に出て『食べて』と元気にやっているところも見える。このまま復興・復旧していけばいいと思っています」

 花蓮市は雄大な自然で知られる台湾有数の観光地です。内海さんは観光への影響が長引くことを心配しています。

 内海真巳子さん「コロナも明けて太魯閣国立公園に行きたいという外国人の方も多いのでそういった方もちょっと今は少なくなっちゃってますね。たくさんきれいな場所だったりおいしいものだったりあるので。やっぱり何といっても元気な花蓮を見に来てくださいっていうことですね」