ゴールデンウィーク後半2日目の4日は全国的に絶好の行楽日和となりました。30℃以上の真夏日を観測した地点が続出するなど季節外れの暑さで、熱中症には注意が必要です。

■真夏日続出「5月とは思えない」

 オーシャンビューのバーベキュー場。ゴールデンウィークは予約でほぼいっぱいです。涼しい木陰の席は早い者勝ちです。そこで子どもたちが楽しんでいたのは、綿あめ作りです。

横浜市内から来た人 「(Q.きょうはどんな暑さ対策を?)基本皆、日焼け止めだったりとか首に掛ける冷たいものとか、あとは木陰と水分補給」 「(Q.飲み物どれくらい飲んだ?)クーラーボックスいっぱいに」

 一方で、時間の経過とともに日が当たるようになった席も。とはいえ、おいしい料理とお酒があれば暑さを忘れることができるようです。

■真夏日続出“8月並みの暑さ”も

 参加者は季節外れの陽気を歓迎しなかったに違いありません。真夏日のなか行われたママチャリの3時間耐久レースです。車両の改造はNGですが、衣装は派手な方が良いのだとか。チームで1台のママチャリを交代でこいでいきます。今年一番汗をかいた、そんな参加者もいたはずです。

参加者 「足痛てー」 「最高に気持ちいいです」 「死ぬかと思いました。車で走りたかった」 「(Q.だいぶ汗が…?)1周しかしてないけどね」

 4日は東北から九州にかけて夏のような日差しが照り付け、気温が上がりました。

 人々の熱気に包まれた京都。福知山では今年最高となる31.3℃を観測しました。着物デートに憧れていたという福岡のカップルは…。

福岡から来た人 「人力車乗りたいな、来て早々思いましたけど。アイス食べに行きます。九州の方が暑いイメージですけど、かなり日差しが強いですね」

 日差しを遮るものはありませんが、わずかな涼を求めて多くの人が川辺で水遊びを楽しんでいました。

 一方、そんなことをしなくても暑さが苦にならないのが北海道です。何しろ、釧路など東側では桜が咲いたばかり。観光客は…。

観光客 「もうちょっと暖かければね。寒いですね」

 春を実感するのは、もう少し先のよう。ただ、厳しい寒さを乗り越え咲き誇る花々に、皆さん大満足です。

 どこに行っても混んでいますが、それもまたゴールデンウィークの魅力なのかもしれません。