開催日 平成23年10月26日(水) 議題 「テレメンタリー2011 負げでたまっか」について 10月26日、東日本放送の番組審議会が開かれ、10月18日放送の「テレメンタリー2011 負げでたまっか」について審議した。 この番組は、昔ながらの製法で塩作りに励む塩釜市の塩職人にスポットを当てたドキュメンタリー番組で、東日本放送が制作し、全国のテレビ朝日系列局で放送された。 委員からは「被災直後から長期間にわたる取材映像が時系列で構成されていてわかりやすかった」「震災に負けない主人公の姿勢に感銘を受けた」という意見が出た。 一方で、「塩職人の紹介に絞ってもっと掘り下げてほしかった」「ナレーションを多用せず映像に語らせる部分を多くしてほしかった」という声があった。 番組制作者は「大津波の被害を受けながらも、海を恨むのではなく、海とともに生きたいと語る塩職人の言葉が番組づくりのきっかけとなった。これからも、復興に取り組む被災地の方々が希望の光を感じることができる番組を作り続けたい」と語った。