「スポーツのチカラで宮城をもっと熱く! 独占!羽生結弦 30歳の誓い」

開催日 2025年2月26日(水曜日)

 2月26日(水)午前10時30分から、東日本放送・本社(太白区あすと長町)で第503回番組審議会が開催されました。

 対象番組は、khbが企画制作し今年1月に放送した「スポーツのチカラで宮城をもっと熱く!独占!羽生結弦 30歳の誓い」です。これは昨年放送した特別番組の第3弾で、プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんを独占取材。人生の節目となる30歳を迎えたいま、〝戦い続ける〟羽生さんの姿を追いました。また、パリオリンピック銀メダリストのスケートボーダー赤間凛音選手の「銀メダルを獲得したことで起こったある変化」とは何なのか。さらに、宮城の4球団から注目の若手選手(東北楽天ゴールデンイーグルス・宗山塁選手、ベガルタ仙台・郷家友太選手、マイナビ仙台レディース・遠藤ゆめ選手、仙台89ERS・荒谷裕秀選手)をピックアップし、2025年にかける想いに迫りました。

 委員からは、「大変珍しい羽生結弦さんの長尺の独占インタビューは、最高を目指し続ける第一人者ならではの話で興味深かった」「地元のプロスポーツを魅力あるものにしたいという思いが汲み取れた」「若手選手の未来にかける思いは、スポーツを愛する人々の刺激になっただろうし、挑戦への意欲を掻き立てる内容だった」という評価がありました。

 一方で「後半の羽生さんの内容が濃かっただけに、番組終盤で前半に登場した5名の選手の印象が薄くなってしまった感がある」「インタビュー映像の選手の背景が壁だった点がもったいないと感じた。映像表現としての配慮やアイデアがあるのではないか」という意見がありました。

 番組担当者は「羽生さんのインタビューは反響がとても大きかった。取材者として、羽生さんの素直な気持ちを伝えることが出来て良かったと思っている。今後も工夫を重ねて番組を作っていきたい」と述べました。