開催日 2025年4月23日(水曜日)
4月23日(水)午前10時30分から、東日本放送・本社(太白区あすと長町)で第505回番組審議会が開催されました。対象番組は、khbが企画制作し今年4月に放送した、ダイドーグループ日本の祭り「春きたれ~竹駒神社 初午大祭~」です。祭り文化の継承や魅力の再発見を通して地域の活性化に繋がるよう日本の祭りを応援するドキュメンタリーで、日本三稲荷の一つに数えられる竹駒神社の最大の行事、法被姿の一団が声も高らかに市内を練り歩く「神輿渡御」に密着取材しました。
委員からは、「映像の美しさや神秘的なBGM、抑揚のきいたナレーションが、祭りの荘厳さや躍動感と調和していた」「祭りを守って、支え、伝えていこうとする岩沼の人々の姿勢が真摯に描かれ、地域文化の強さと温かさを感じた」「竹駒神社や初午大祭についてくわしく説明されていて、祭りの趣向を良く理解できた」という評価がありました。
一方で「200名が半日で10km練り歩くという祭りはあまりないと思ったので、この祭りならではの特色をもう少し表現して欲しかった」「やりの重さが10㎏ということだったが、その扱いの難しさをもっと分かりやすく伝えて欲しかった」という意見がありました。
番組担当者は「祭りの行列が家の前を通ることが、地域の人たちに春の訪れを告げるものだと感じたので、タイトルに『春きたれ』とつけた。音作りにもこだわり、季節を感じさせる音を入れるなどして映像との調和も試みた。今日いただいたご意見を今後の放送に活かしていきたい。」と述べました。