KHB東日本放送(仙台市青葉区)は、共同主催する新世界『透明標本』展を、TFUギャラリーミニモリ(仙台市宮城野区榴岡2-5-26)にて開催いたします。
「標本」という印象からはあまりにもかけ離れた美しさは、まるで鉱物によって形作られたかのよう―。たんぱく質を酵素により分解し、肉質を透明に、そして硬骨を赤紫、軟骨を青色に染色するという骨格研究の手法をベースとし、“本物の生物標本”でありながら「命」をより身近に感じる“造形作品”としての魅力も合わせもつ「透明標本」。学術標本としてだけでなく、気軽に感じられるサイエンスの入口として、芸術やアート作品として、または哲学の扉として、今までにない新しい形で展示します。
透明標本作家 冨田 伊織
1983年生まれ。埼玉県出身。北里大学水産学部(現:海洋生命科学部)在学中に、研究用の透明骨格標本に魅せられ独自制作を開始。卒業後、東京の一般企業に就職するも岩手県に戻り、漁師見習いをしながら透明標本制作を続け、新世界『透明標本』として2008年に活動を開始。以降透明標本作家として現在に至る。日本国内はもちろん、アメリカの紀伊國屋書店ニューヨーク本店で作品を展示するなど世界中で注目集めている。
- タイトル
- 新世界『透明標本』展
- 会期
- 2019年7月13日(土)~8月25日(日)
※毎週月曜日休館(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日は休館。
- 時間
- 10:00~17:30(最終入場17:00)
- 会場
- TFUギャラリーミニモリ(仙台市宮城野区榴岡2-5-26)
- 主催
- 河北新報社、KHB東日本放送、東北福祉大学
- 観覧料
- 一般 当日券900円(前売り券800円)
高校・大学生 当日券800円(前売り券700円)
子ども(4歳から中学生)
当日券600円(前売り券500円)
※3歳まで無料
※ローソンチケット・セブンチケット限定でお得なファミリーチケットあり