全国へ発信!テレメンタリー2017
「“3.11”を忘れない 神戸~宮城~熊本 教訓のバトン」
KHB東日本放送(本社:仙台市)では東日本大震災からの復興を目指す人々のドキュメンタリー番組を制作し続けています。今回は「3.11を忘れない」のシリーズとして「神戸~宮城~熊本 教訓のバトン」を制作、全国で放送されます。
2015年4月、仙台市中心部「あすと長町仮設住宅」およそ80世帯の災害公営住宅への入居が、コミュニティーを維持して始まりました。この半年前、仮設住宅の自治会長飯塚正広さんは阪神淡路大震災の教訓を自分たちの復興に活かそうと、神戸を訪ねました。コミュニティーをどう維持するか先例から学んだ上で移転した災害公営住宅でしたが、入居して間もなく、誰にも看取られずに亡くなる「孤独死」が出てしまいました。見守りが難しい災害公営住宅。2人目の孤独死を出さないために、住民はボランティアと協力しながら孤立を防ぐ取り組みを始めました。
熊本地震発生後、今度は飯塚さんたちが熊本・益城町の被災者に仮設住宅の経験を伝えています。壊れたコミュニティーを再生しようとする人々の奮闘と受け継がれる教訓のバトンを描きます。
- KHBでの放送日時
- 2017年5月30日(火)深夜1時56分~2時26分
*「テレメンタリー」はテレビ朝日系列各局で放送しますが、放送日時は局により異なります。
- 番組名
- テレメンタリー2017 「“3.11”を忘れない 神戸~宮城~熊本 教訓のバトン」
- ナレーター
- 石田 えり(女優)
- 制作
- KHB東日本放送
益城町の被災者に教訓を伝える飯塚正広さん