14年2月26日放送
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【東北湯けむり紀行】 2014年2月26日放送
秋田県東成瀬村 なるせ温泉 東仙歩

■アクセス
【車】
@湯沢横手道路 十文字ICより車でおよそ30分
東北道から秋田道へ 横手JCから湯沢横手道路へ
十文字ICを降りて右折国道13号を湯沢方面に進み途中左折
国道342号を増田方面へ
東成瀬村に入り、しばらくすると右手に見えてきます
※A秋田市から車で約1時間30分
ルートは@同様
【電車】
JR奥羽本線 十文字駅より車でおよそ30分
【飛行機】
秋田空港から車でおよそ1時間50分


なるせ温泉外観
なるせ温泉浴室
なるせ温泉岩風呂
なるせ温泉夕食例
なるせ温泉どんが汁ランチ定食
なるせ温泉岩風呂熊脂身味噌漬け
■なるせ温泉 清流館 東仙歩 (とうせんぼ)
住所:秋田県雄勝郡東成瀬村椿川字真戸30-1
TEL:0182-47-3181
日帰り入浴:10:00〜21:00
入浴料:大浴場岩風呂/大人400円・小人250円(岩盤浴+岩風呂セット700円)
レンタル:浴衣200円・岩盤浴マット200円・タオルセット200円
宿泊:1泊2食付 大人8,500円〜 小人7,000円〜
泉質:低張性弱アルカリ性冷鉱泉
泉温:12.0℃
適応症:神経痛 筋肉痛 関節痛 など

【東仙歩】
創業は昭和45年くらいという事だが、平成16年にオーナーが替わり、今の新館を建てた。
名前の由来は「仙人故郷の東成瀬村を歩こう(旅をしよう)」。
宿泊は県外客が、日帰り入浴は県内客が多い。冬はスキー客が多い。夏は釣り客・登山客が多い。
栗駒山(くりこまさん)や焼石岳(やけいしだけ)の登山コースが人気。どちらも宿から30分圏内。
元々地下水が目的で掘ったが温泉が湧いたため、なるせ温泉が出来たと聞いている。
岩盤浴もある。バーベキューハウスもあるが冬季休業。

【岩風呂】
1枚岩をくり抜いて作った約10tの岩風呂が特徴。
代表の鈴木実氏の実家が建設業を営んでおり、風呂に使った岩はそこから調達し、
男性用風呂が岩手の硬い岩・女性用風呂が秋田の柔らかい岩を使用。
どこにも無いものをということで思いつき削岩機を使って1ヶ月半かけて作った。
建物が出来てからでは岩風呂を入れるのが困難なため、
岩風呂を置いてからそれを囲うようにしてお風呂場を建築した。
亀の形に似ている(※特に男性風呂の方)ことから、お客さんからは「亀石」「亀のゆっこ」と呼ばれる。
意図して亀の形に似せたわけではないが、そう呼ばれることもあり、玄関に亀の飾り物を置いている。

【浴室】
主にヒバ、岩(秋田県の石)で作った。
以前宿泊したアートテイラー服部工房の3Dアート作家「服部正志」氏に、
東成瀬村の風景「天正の滝 ※映画釣りキチ三平のロケ地」や「焼石沼」「焼石沼」「赤滝」の
大きな絵を壁におよそ2週間くらいかけて描いてもらった。画材はアクリル系の水性塗料。
東成瀬村の雄大な自然を中で温泉を楽しんでもらえればとの思いで描かれた。
今は3Dトリックアートの制作を手掛けているが、当時は手描きの仕事が中心。
岩井川地区の地域交流センター「ゆるるん」に漫画家の高橋よしひろ氏と一緒に
巨大壁画を描きに来た時に、東仙歩に宿泊した経緯から。

【食事】
夕食は地の物を使った郷土料理が中心。
冬は、鮎・イワナ(養殖)などの川魚の焼き物を出している。
他にウド・サク(セリ科シシウド属)・ワラビ・ミズなどの山菜を塩漬けにしたものや
キノコの味噌漬け、缶詰にしたタケノコで煮付や汁ものを作っている。
また東成瀬村郷土料理「どんが汁」を夕食・ランチとして出している。
豚肉を使うことが多いが、手に入れば熊肉・ウサギの肉を使う。
使用する味噌は日によって違うが、地元の麹店や湯沢の味噌・醤油醸造元の石孫本店、
自家製のものを使っている。肉の他具材は大根・ニンジンのみ。
ランチは単品が1,000円、定食が1,500円。
どんがとは胴柄が転じた言葉。どんが汁とはマタギが狩猟の獲物(熊やウサギなど)の
骨付肉(胴部分=どんが)の部分をぶつ切りにして大根と一緒に味噌仕立てにした郷土料理。
他にも熊肉の珍味として主に皮下脂肪などの脂身を味噌漬けにしたものがある。
手に入ったときだけ出している。常温で溶ける為、滑らかな口溶け。
チーズの様なまろやかさ、独特の風味があり酒の肴として重宝される。
※時価。撮影したものは1,000円。

イワナの姿づくりコース(イワナのたたき、イワナの刺身)4,000円〜※要予約
40センチ前後のイワナの姿づくりが食べられる(養殖)
その他カジカなども食べられる。自分で釣った魚を料理して出してもらうことができる


■郷土文化保存伝習施設 ふる里館
住所:秋田県雄勝郡東成瀬村田子内字上野67番地の2
TEL:0182-47-2241
開館時間:9:00〜16:30(4月1日〜10月31日)
9:00〜16:00(11月1日〜3月31日)
休館日:年末・年始、毎週月曜日(祝祭日は翌日振替休日)
入館料:大人110円 子ども30円

【マタギを紹介するコーナー】
※展示物
・村田銃 ・火縄銃 ・かんじき ・雪べら ・とらばさみ(罠) などの展示物

【マタギとは】
マタギというのは、ウサギ・クマなどの狩猟を生業としてきた人。
熊は胃(薬用などに)や毛皮などがの重宝されたが、
数はあまり多いものではなく危険性を伴う為、主な狩猟対象はウサギだった。
ウサギはタンパク質を摂取するため、毛皮は軍用の衣服として使用されていた。
今現在マタギを生業としている人はいない。現在は主に趣味として狩猟を行う人はいる。
東成瀬村の猟友会には現在約20人所属している。


■平良カブ
平良地区でつくられる、小さく大根の形をしたカブ。
長さ15〜20cm、直径3.5cmほどの青首の白かぶで、麹漬けなどに加工されている。
9月上旬に種をまき、11月上旬から収穫。収穫したものを土の中に保管。
地元の人は「土の上に雪が降り積もる事により、カブの甘みが増す」という人も
サクサクとした歯ざわりと、ほのかな辛味があるのが特徴。
東成瀬村の農事組合法人「なるせ加工研究会」が買い取り、こうじ漬けにして出荷。
1月下旬くらいまで、県内のスーパー・道の駅などで販売される。