この夏、12歳以下の世界一を決める野球のワールドカップが台湾で開催。チームを率いるのは、巨人や横浜で活躍した、元プロ野球選手の仁志 敏久さん。ピッチングコーチには、仙台出身の元プロ野球選手、江尻 慎太郎さんが就任。
5月。全国から実力のある野球少年63人が集まりトライアウトが行われ、わずか18人が狭き門を突破した。メンバーの中には、仙台市のリトルリーグ・荒町タイガースに所属する山田 脩也君が。
小さな体で大きな打球を飛ばすフルスイングと安定感のある守備力で掴んだ夢。しかし、日本代表の自覚と責任。小さな侍たちに、重く圧し掛かる日の丸のプレッシャー。
合宿や試合を通じて、仁志監督が勝ち負けよりも伝えたい事とは…。首脳陣の思い…少年たちの思い…。ひと夏の挑戦を追った。