仙台市は、新型コロナ関連の特別給付金で対象外の世帯に支給するミスがあったと発表しました。市は返還を求めていますが、まだ連絡の取れていない世帯もあるということです。
仙台市によりますと、支給ミスがあったのは新型コロナで家計がひっ迫している住民税非課税世帯が対象の臨時特別給付金と冬季生活助成金で、誤って対象外の34世帯に計357万円を支給していました。
委託業者との口頭の連絡での事務的なミスが原因ということです。
仙台市は、これまでに27世帯から返還の意思を確認していて、残る7世帯については引き続き電話や文書で返還を求めていくとしています。
仙台市は委託業者との間でチェックリストを作成するなどして、再発防止に努めるとしています。