仙台育英の甲子園初優勝を祝って、宮城県丸森町の住民が福島県の白河神社にしめ縄を奉納しました。
白河神社は、国の史跡になっている白河関跡に建てられています。
白河関は、栃木県との境から3キロの場所にあり、古来からみちのくの玄関口とされてきました。
この白河の関を深紅の大優勝旗が初めて越えたことを祝い、丸森町の高齢者などでつくるわら細工の会では28日、白河神社にしめ縄を奉納しました。
しめ縄は直径が8センチ、長さが約5メートルで、早速鳥居と拝殿に飾られました。
東北勢の活躍が更に続くことも祈願したということです。
丸森町わら細工の会佐藤一郎会長「これからの高校野球界を盛り上げていただきたいなという思いで、ここに納めさせていただきました」
白河神社西田重和宮司「仙台育英に2回3回と優勝を重ねていただいて、福島県の高校にも頑張ってもらいたいなと思っています」 神社では、仙台育英の優勝を記念した特別な御朱印も人気で、休日の参拝者は5000人ほどと夏の甲子園前の約50倍ということです。