東北大学の新しい学長候補に前の東北大病院長で副学長の冨永悌二氏が選出され、コロナを乗り切ってきた経験を大学運営に生かし、挑戦する大学を先導したいと意気込みを語りました。

 東北大学は、大野英男学長が3月末で任期満了を迎えるため後任の選考を進め、冨永悌二氏が新たな学長の候補に決まりました。

 冨永氏は福島県出身の66歳で、副学長として国際卓越研究大学の認定に向けた計画づくりに携わったほか、東北大病院の病院長として宮城県の医療調整本部の本部長を兼務しコロナ対策の先頭に立ちました。

 冨永悌二氏「多様な職種の方々と力を合わせてコロナ禍を乗り切ってきた。そういった経験を今後の大学運営においても生かしていくことができれば。そして挑戦する東北大学を先導していきたい」

 選考結果は国に報告され文部科学大臣が新学長として任命することになっていて、任期は4月から6年間です。