楽天イーグルスは、ソフトバンクとの3連戦1勝2敗と負け越してしまいましたが、荘司の好投と鈴木大地の一振り、今後の戦いにつながる要素がたくさんありました。

 6日の先発荘司は立ち上がりから150キロ台のストレートを武器に、ソフトバンク打線から毎回の奪三振。6回までノーヒットに抑える完璧なピッチングを見せます。

 荘司は7回1安打1失点でマウンドを降り、その後チームは逆転に成功しますが、2番手ターリーが柳田に逆転2ランを浴びるなど中継ぎ陣が粘り切れず、1点差で敗れました。

 7日は終盤までもつれる展開でした。2対2で迎えた9回。同点の場面で登板した則本が2アウト3塁とピンチを迎えますが、川瀬をセカンドゴロに打ち取りピンチを切り抜けます。

 9回裏、1アウト2塁のチャンスで初スタメンの鈴木大地が今シーズン初ヒットとなる劇的なサヨナラタイムリー。2週連続の日曜日のサヨナラ勝ちで、連敗を3で止めました。