台風10号は四国付近を進んでいます。三重・尾鷲市から報告です。

(岡本祥一記者報告)  三重県尾鷲港です。小粒の雨がぱらぱらと降っている状況です。

 30日朝からここにいますが、大粒の雨が地面にたたきつけるように降ったりやんだりを繰り返してます。31日朝は30分ほど前まで雨が地面にたたきつけるように降りました。現在は風は吹いていません。ただ、空気はぬるくしめっていて、台風が近付いてきているのを感じます。海は波立っている様子は確認できません。

 ここは漁港で1週間ほど前に沖に設置された定置網を引き上げたり、船を港の奥に移動させるなどの備えが進められてきました。

 漁協関係者は、今回の台風は速度が遅く漁に出られない期間が長引きそうで痛手だと話していました。

 三重県内では来月1日午前中にかけて線状降水帯が発生する可能性があり、土砂災害などに警戒が必要です。