犯罪収益の資金洗浄をしていたとして指名手配中の日本人の男がフィリピンで拘束された事件で、男と同じグループの2人もフィリピンに逃亡していたことが分かりました。

 川崎博之容疑者(37)は14日、首都マニラの空港で身柄を拘束されました。

 川崎容疑者は、収納代行業「リバトングループ」の中心メンバーとして犯罪収益の資金洗浄をしていた疑いなどで大阪府警から指名手配されていました。

 同じグループの池田隆雅容疑者(38)と伊藤真也容疑者(37)にも逮捕状が出されていますが、その後の取材で、2人もフィリピンに逃亡していたことが分かりました。

 池田容疑者はその後、シンガポールへ出国しましたが、伊藤容疑者は今もフィリピンに潜伏しているとみられます。