台風による大雨で全線で運転を見合わせていた東海道新幹線は、31日正午すぎに一部で運転を再開しました。

 JR東海によりますと、東海道新幹線は午前9時半ごろに岐阜県内の雨量計が規制値に達するなどして、一時、東京ー新大阪間の全線で運転を見合わせていました。

 ただ、東京ー三島間では安全の確認が取れたため、正午すぎに運転を再開しました。

 上下線共に、1時間あたり各2本程度の折り返し運転を行うということです。

 また、名古屋ー新大阪間では通常のダイヤを取りやめ、1時間あたり上下各2本程度、「こだま」号で折り返し運転を行っているということです。

 空の便はきょう一日で羽田発着の便など全日空が39便、日本航空が22便を欠航し、およそ7000人に影響するとみられます。