岐阜県大垣市を流れる杭瀬川が氾濫の恐れがあるとして、一部の地域に「緊急安全確保」が発表されました。

 大垣市は31日午前11時25分、赤坂東地区の685世帯、2049人に「レベル5」の緊急安全確保を発表しました。

 台風10号による雨で大垣市内の杭瀬川が増水し、氾濫の恐れがあるということです。

 大垣市上石津では午前9時までの1時間に48.5ミリの激しい雨が降りました。

 岐阜県によりますと、上流にあたる池田町の市橋地区では、杭瀬川の左岸が氾濫したということです。

 気象台は、1日の午前中にかけて東海地方で線状降水帯が発生する恐れがあるとして警戒を呼び掛けています。