さいたま市の住宅で、住人の女性2人が粘着テープのようなもので拘束され現金などが奪われた事件で、実行役の男ら2人が逮捕されました。

 川崎市の建設作業員・岩元一騎容疑者(26)は18日未明、さいたま市西区の住宅に押し入り、80代の女性と娘の60代女性にけがをさせたうえ、現金およそ10万円とクレジットカードなどを奪った疑いが持たれています。

 警察によりますと、岩元容疑者は少なくとも仲間2人とともに住宅に押し入り、女性らを粘着テープのようなもので拘束したうえ、およそ1時間にわたり室内を物色していたということです。

 また、奪ったクレジットカードを使って現金を盗もうとしたとして、埼玉県春日部市の大学3年生・近藤俊浄容疑者(21)も逮捕されました。

 岩元容疑者らは闇バイトに応募して犯行に及んだとみられ、警察は他の実行役などについても特定を急いでいます。