東京・練馬区の路上で男性を暴行し、けがをさせて5時間、車で監禁したとして男ら3人が逮捕された事件で、警視庁は新たに実行役のリーダーとみられる男ら2人を逮捕しました。

 太田尚輝容疑者(24)と17歳の少年は10日、練馬区の路上で40代の男性に木刀で殴るなどしてけがをさせた後、車で連れ去って約5時間、監禁した疑いが持たれています。

 この事件を巡っては、すでに実行役の男ら3人が逮捕されていて、太田容疑者は実行役のリーダーだったとみられています。

 警視庁によりますと、5人はSNSの「闇バイト」を通じて集まっていて、指示役の人物から「殴ってもいいから男性を連れて来い」など指示を受けたということです。

 取り調べに対し、太田容疑者は「指示を受けて犯行に及んだ」などと容疑を認めています。