新型コロナの持続化給付金をだまし取ったとして、暴力団幹部の男ら3人が逮捕されました。3人はSNSで募った150人以上の名前を使い嘘の申請をしていたということです。

 指定暴力団・住吉会系の幹部、時田一則容疑者(60)ら3人は2020年、SNSで募った他人の名前を使って事業の売上が減ったなどと嘘の申請をし、持続化給付金、合わせて200万円をだまし取った疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、時田容疑者らは「フリーターでも個人事業主として100万円が支給される」などとSNSで申請者を勧誘していました。

 3人は、受給額の半分にあたるおよそ50万円を申請者から受け取っていたとみられています。

 取り調べに対し全員が容疑を否認しています。