レバノンで戦闘が激化してることを受け、日本政府は滞在する日本人を退避させるために自衛隊の航空機を派遣する方向で調整していることが分かりました。

木原防衛大臣 「現地情勢、刻々と変わりつつあります。重大な関心と懸念を持って注視しながら適切に対応して参ります」

 政府関係者によりますと、退避のために航空自衛隊のC2輸送機を近隣国のヨルダンに派遣する方向で調整しています。

 早ければ来月1日にも日本を出発する見通しです。

 外務省によりますと、レバノンには大使館員など約50人の日本人が滞在しているということです。

 レバノンでは、イスラエル軍とイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」との戦闘が激化して民間人を含む多数の死傷者が出ています。