29日、関東は厚い雲に覆われていましたが、この雲を気象衛星で見てみると秋雨前線に伴う雲なんです。

 前線は30日も29日と同じような位置に停滞するため、伊豆諸島で大雨に、関東も沿岸ほど雨が降りやすい天気となりそうです。

 その一方、もう少し南を見てみると台風17号の雲があり、午後、父島が強風域に入りました。台風は30日、小笠原諸島に最接近となりそうです。父島などでは大雨や暴風、高波に警戒が必要です。

 その後、関東には来月1日ごろ、暴風域を伴って最も近付くとみられます。今月28日より陸地から離れた所を進む予想に変わりましたが、油断できません。近付くタイミングと発達のピークが重なるので、沿岸部を中心に強風や高波の恐れがあります。10月も目前ですがまだ台風シーズンが続きます。

 そして異例の暑さも続きそうです。10月になっても30℃以上の真夏日がありそうです。東京で10月に真夏日になれば3年ぶり。今年はまだ熱中症対策が必要です。天気は周期的に変わりそうです。