冬至の21日、神奈川県箱根町の温泉テーマパークでは、健康を願って「ゆず湯」を楽しむイベントが開催されました。

 直径20メートルの浴槽を漂う無数のゆずは、よく見ると子どもの頭ほどの大きさがあります。

 これは「獅子ゆず」という山北町の名産品で、普通のゆずのおよそ5倍の大きさがあり、重さは10倍ほどです。

 この施設では、栽培が下火になってきた地元の名産品を守ろうと、毎年500個を購入し、冬至にあわせて「獅子ゆず風呂」を開催しています。

訪れた人 「きれいになるのは聞いたことあります」 「(Q.1年の汚れを払うんだって)年末だから?」 「(Q.来年はどんな年にしたいですか?)色んなことにチャレンジして、楽しい1年にしたい」

 「ゆず湯」の強い香りは邪気を払うとともに、身体を芯から温め、風邪をひかなくなるとも言い伝えられています。

 「獅子ゆず風呂」は22日まで開催されています。