岩手県大船渡市の複数の場所で発生した山火事は今も消し止められず消火活動が続いています。
26日午後1時すぎ、大船渡市の合足漁港にいた住民から「付近が20メートルくらい燃えている」と消防に通報がありました。
市によりますと、少なくとも600ヘクタール以上が焼けていて、80軒以上の住宅に被害があったとみられます。
人的被害は分かっていません。
延焼は拡大していて、総務省消防庁から要請を受けた宮城県などの緊急消防援助隊も加わり消火活動が続けられています。
市は周辺の873世帯2114人を対象に避難指示を出し、26日午後9時時点で500人以上が避難しています。
大船渡市では19日と25日に山火事が発生し、ほぼ消し止められたばかりでした。