ミャンマーの国境地帯で詐欺拠点の摘発が続くなか、拠点の内部が報道陣に公開されました。

 公開されたのは「KKパーク」と呼ばれる詐欺拠点などで、外部との連絡を防ぐためか、携帯電話の使用を禁止する貼り紙が掲げられています。

 建物内には監禁されていたとみられる多くの外国人が本国への送還を待っていました。

 拠点の摘発を進めるミャンマーの少数民族武装勢力「国境警備隊」によりますと、これまでに複数の拠点で28の国と地域の7000人以上を保護したということです。

国境警備隊 「日本大使館からも問い合わせはあるが、まだ日本人の発見には至っていない」

 国境警備隊は、当初の想定よりも摘発に時間を要しているとしています。