自民党の派閥の裏金事件を巡り、衆議院予算委員会の委員長と各党の理事が、安倍派の元会計責任者に対する参考人聴取を行いました。
聴取は、都内のホテルでおよそ40分間、非公開で行われました。
一度は取りやめを決めたキックバックを再開した経緯について、元会計責任者は「再開したらどうかと話をしてきた幹部がいたことは事実だ」と述べたということです。
その幹部が誰なのか「名前は言えない」としたうえで「今は現職の国会議員ではない」と説明したということです。
聴取の内容については議事録が作成され、28日午後には、予算委員会の集中審議で石破総理大臣が出席の下、質疑が行われる予定です。