東京電力は、新潟県の柏崎刈羽原発7号機について、来月としていた再稼働に必要なテロ対策工事の完成期限を「2029年8月」に延長したことを明らかにしました。

柏崎刈羽原発 稲垣武之所長 「工事完了時期を2029年8月に変更し、本日、原子力規制委員会に変更の届け出を行った」

 7号機の工期の変更の理由について、東電は大規模な工事で工期を見通すことが非常に難しかったとしています。

 テロ対策工事は、東日本大震災の後に義務付けられた新たな規制基準に基づくものです。

 東電は6号機の工期も「2026年9月」から「2031年9月」に変更しました。