アウトドアや料理などで使われるガスバーナーを誤って使用すると火災が発生するケースもあるとして、注意が呼び掛けられています。

 漏れたガスに引火し、すぐに全体に燃え広がりました。

 NITE(製品評価技術基盤機構)によりますと、2023年度までの5年間に発生したガスバーナーの事故は129件で、そのうち9割以上で火災が起きています。

 調査中のものを除いた109件のうち、約7割が製品の不具合によるものだということです。

 インターネットで購入した製品の事故が目立ち、接続部が正しく取り付けられていないため、ガス漏れを起こしたケースなどもありました。

 NITEは安全基準を満たした「PSLPGマーク」などの表示があるものを購入することや使う前に点検するように呼び掛けています。