岩手県大船渡市で続く山火事への対応について、石破総理大臣は消防や自衛隊などが一体で消火活動にあたることや住民の避難支援に万全を尽くすように指示を出しました。

林官房長官 「風が強く延焼範囲が拡大をし、600ヘクタールを超える広大な規模の林野火災となったことなどから、いまだ鎮圧には至っていないものの部隊を増強致しまして、空中消火を含む消火活動を実施しているところでございます」

 石破総理は27日午前、池田消防庁長官らを総理官邸に呼び、山火事への対応について指示を出しました。

 具体的には「人家への延焼を阻止するため、消防や自衛隊が一体となり消火活動に全力を挙げること」「地方公共団体と連携し住民の避難支援などに万全を尽くすこと」「被災者の住まいの確保や生活再建に向け、支援に取り組むこと」の3点です。

 林官房長官は総理指示を踏まえ、「対応に全力を尽くす」と強調しました。