韓国の情報機関「国家情報院」は、北朝鮮がロシアに「追加の派兵を行ったとみられる」と明らかにしました。

 国家情報院は27日、今月に入り、北朝鮮兵がロシアのクルスク州に再び投入されたと明らかにしました。

 兵士の一部は追加で派遣されたとみていて、派遣の規模は分析中としています。

 韓国の「中央日報」は複数の消息筋の話として、追加の派兵は1000人から3000人規模で、先月から今月にかけてロシア側の貨物船と軍用機で送られたと報じています。

 クルスク州では派遣されていた北朝鮮兵約1万2000人のうち4000人以上が死傷したとされ、一度撤退したとみられていました。