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観光客が戻る中で原油価格が高騰 観光バス会社が悲鳴

2021年11月22日 17時35分

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 新型コロナの感染者が減少する中、宮城県内への観光客は徐々に戻ってきていますが、長引く原油価格の高騰が書き入れ時の行楽シーズンを直撃し、観光バス会社からは悲鳴が上がっています。

 岩沼市にある仙台バスは、県内の玄関口となっている仙台空港や仙台駅と東北の観光地を結んでいます。

 主に団体旅行客を対象とする仙台バスは、コロナの感染拡大を受け2020年はバスが全く稼働しない月があるほど、利用が落ち込んでいました。

 しかし10月、全国で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除されると、観光客の利用が徐々に増加。最近では修学旅行の利用も戻ってきていて、11月の稼働率は2019の同じ月の7割ほどにまで回復してきています。

 しかし、客単価が高い一般の団体旅行客の利用は例年の1割ほどに留まっていて、長引く原油価格高騰も重なり利益が伸び悩んでいるといいます。

 仙台バス扇厚子社長「本来であれば、トップシーズンでお値段も高く頂ける時期なんですけど、その辺、一般団体さんが入って来ないことで、なかなか、昨年一昨年のような状況には、まだまだ回復は遠いのかなと思っております」

 2020年度、このバス会社の軽油の発注価格は1リットル当たり78円ほどでした。しかし、11月は109円ほどにまで高騰しています。

 仙台バスでは1カ月当たり3万リットルの軽油を仕入れるため、大きな痛手となっています。

 仙台バス扇厚子社長「従業員のお給料なんかも雇用調整助成金を使ったりして、なんとかやってきていたので。とにかく今入ってきている仕事を確実に、安全に運行していく」