2021年11月5日(金曜日)方言五七五
解説
叔父はコロナ渦で初めてデリバリーを頼んでみたら、田舎の方に住んでいるからいつものように皿に料理がのって来ると思っていたら、プラスチックの箱にのってきたのでびっくりしたそうです。
『俺だけで
デリバリーだけど
箱入りだ』
解説
先日、実家で柿もぎをしていた時のことです。
柿の木への感謝と、鳥たちのための一つだと、毎年教えてくれます。
『食べようが食べまいが
一つ残せと
ひいじいさん叫ぶ』
解説
自分の意志とは別で開かないことを「開がさんね」、書けないことを「書がさんね」とよく言いました。
『店の前で
乗っても 跳ねても
開かない』
解説
先日、高校野球の決勝戦を観戦してきました。
ファーボールを拾う係の部員は、雨に濡れながら寒そうに肩をすくめ、背中を丸めて立っていました。
『あの男の子
どれだけ寒いのか
体を丸めて小さくなって』
解説
寒くなると、決まってかかとがガサガサになって、まるで大根でもすり下ろせるようなおろし金のように見えます・・・
『大根も
すり下ろせるような
このかかと』