2014年5月10日(土曜日)放送 第40回 山形県鶴岡市 鼠ヶ関の神輿流し 弁財天伝説
鼠ヶ関の弁天島に伝わる神輿流しをご紹介します。
言い伝えでは海中から引き揚げられた弁財天の仏像を祀って始まったという奇祭。
肉や魚を断ち身を清めた精進徒が神輿を担ぎ、5時間もかけて街を練り歩きます。
精進徒は道中で振る舞われる酒を飲み続けながら海に近い鼠ヶ関川の河口を目指します。
酔いもまわって足元もおぼつかない精進徒、雪解け水が流れる水温およそ6度の川の中に神輿を担いだまま入っていきます。
川の水で神輿を祓い清め、今年1年の無病息災や海上安全、五穀豊穣などを弁財天に祈願します。