2014年8月16日(土曜日)放送 第43回 福島県相馬市 相馬野馬追に込めた願い
今回は福島県で千年を越える歴史を持つ神事「相馬野馬追」をご紹介します。
一説ではこの神事は平将門が始めたものとされ、相馬氏が代々引き継いで行ってきました。
広大な牧場に放たれている数百頭の馬を騎馬武者や足軽などが陣形をとって追い込み、素手で捕らえて鎮守の神に奉納していました。
これは領民の平和と幸福を祈る神事で、現在の絵馬の元になったとも言われています。
今も武士の魂を感じさせる野馬追は地元の人々にとって欠かせない祭り、かけがえの無いふるさとを愛する心は今も変わっていません。