2015年3月21日(土曜日)放送 第50回 秋田県美郷町 六郷のカマクラ行事
湧水の里として知られる秋田県美郷町六郷の冬の風物詩、カマクラ行事。カマクラと言うと横手のカマクラが有名ですが、六郷のカマクラの歴史はずっと古くおよそ400年前にさかのぼると言われています。さらに横手のカマクラが丸型であるのに対し箱型であることも特徴です。六郷のカマクラ行事のハイライトは南軍と北軍に分かれた男たちが互いに竹で打ち合う「竹打ち」。男たちの雄叫びと竹を打つ音が極寒の冬空に響き渡ります。横手のカマクラが「静」なら、六郷は「動」。同じカマクラでもその周辺でどんな習わしが行われるかで随分と印象が変わります。