東北の聖地を訪ねて

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8月8日(土曜日)放送 第55回 秋田県北秋田市 世界一の大太鼓~天に轟く雨乞いの響き~

秋田県北秋田市。田園風景が広がるのどかな地域の祭り、綴子(つづれこ)大太鼓祭りで打ち鳴らされるのがギネス認定の世界一の大太鼓で直径は3m71cmもあります。
祭りは今から700年前の鎌倉時代、五穀豊穣を願い神事として始められてと言い伝えられています。この地域の2つの集落が奉納の舞をどちらが先に踊るかを争うようになり昭和に入ってからは打ち鳴らす太鼓の大きさを競い合うようになっていきました。今や太鼓の大きさは世界一。古来より雷鳴にも似た大太鼓の響は天の神々に感謝して日照りの時には雨を降らせてくれるという素朴な信仰心も集落に伝わっていました。

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