11月14日(土曜日)放送 第58回 岩手県釜石市 釜石まつり ~港町に伝わる海の守り神~
「虎は一日にして千里いって千里帰る」、これは岩手県釜石市の港町に今も色濃く残ることわざです。毎年秋に行われる釜石まつりで披露される虎舞い、舞には海で働く男達が虎のようになり、無事に帰ってきて欲しいという願いが込められています。
また祭りでは神輿と共に虎舞いや神楽を乗せた10数隻の船団が、大漁旗をなびかせながら湾内を渡御する曳き船まつりも行われます。港では船上の神輿に向かって手を合わせる人々の姿も見られます。海の安全を祈る海に暮らす人々の思いが込められた祭りをご紹介します。