東北の聖地を訪ねて

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3月10日(土曜日)放送 秋田県  上郷のサエの神行事 ~五穀豊穣・子孫繁栄を願う奇習~ ※字幕放送対応

今回は秋田県にかほ市で行われた奇習、上郷のサエの神行事を紹介します。
サエの神とは災いが集落に入らぬように、村の入り口に建てられた道祖神のことです。
サエの神行事は、子供達が主体となって行う小正月行事で、サエの神の小屋建て、サエの神の小屋焼き、鳥追いなど様々な行事が組み合わされています。
中でも珍しい行事は、初嫁を迎えた家で行われる「嫁つつき」です。
子供達は歌を唄いながら、初嫁を棒でつつく動作をします。嫁つつきには、子孫繁栄の願いが込められています。
貴重な風習の数々は「上郷の小正月行事」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。

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