10月9日(土曜日)放送 福島県 霧幻峡 ~美の渓谷に秘められたカメラマンの想い~ ※字幕放送対応
今回は、福島県奥会津にひっそりと佇む渓谷を訪ねます。
夏の朝・夕に漂う霧に包まれ、あまりにも幻想的な景色になることから“霧幻峡”と呼ばれるようになりました。
およそ300年前から、ここには三更という集落がありました。当時の交通手段は渡し舟でした。
小さな舟が川を渡るのどかな姿は日本の原風景でした。
しかし1964年、集落の裏山が土砂崩壊し、村は川の中に沈み、渡し舟もすべて消えて行きました。
故郷の歴史、舟文化がなくならないように、かつての住人で現在はカメラマンの男性が渡し舟の運行を復活させました。
故郷を想う熱い心に触れてください。