9月10日(土曜日)放送 秋田県 猿倉人形芝居 ~伝統の技が感動の世界へ誘う~ ※字幕放送対応
腕一本で人形を操る伝統の技、そして軽妙な台詞回しで明治中頃から昭和30年代にかけて、日本各地で人気を博した「猿倉人形芝居」。
今回は猿倉人形芝居の故郷秋田県南部の由利本荘市を訪ねます。
鳥海山の麓にあるのどかな町が猿倉人形芝居の故郷です。
戦後は娯楽の多様化が進み猿倉人形芝居の人気は徐々に下火になりましたが、伝統の灯を消さないよう活動を続けている一座があります。
木内勇吉一座もその一つです。
猿倉人形芝居には大掛かりな舞台装置はなく、 人形使いが1名から2名、笛・太鼓・囃子が2名程度と最少人数で最大の演出効果がだせるよう工夫されています。
お盆公演では、踊りや曲芸等を披露。古き良き昭和の世界が広がります。
かつて大人気を呼んだ人形芝居は、今も輝いていまし た。