1月14日(土曜日)放送 秋田県 一夜限りの神楽舞 ~1200年余りの歴史を誇る霜月神楽~ ※字幕放送対応
黄金色に染まる秋。
実りの秋を迎えると、人々は感謝の舞を天に捧げてきました。
今回は秋田県横手市で行われた霜月神楽を訪ねます。
1200年あまりの歴史を誇る舞には、神の言葉を告げる場面も残されていました。
神楽が奉納されるのは保呂羽山波宇士別神社の里宮です。
その年の実りへの感謝と新たな年の 五穀豊穣を願う舞です。
一年で一夜限り披露され、しかも夜通し行われます。
神楽は33の演目があり、夜7時から朝7時まで行われます。
湯を沸かして神楽座を清める「湯立神楽」や近隣の神職が寄り合う「寄合神楽」の形式が今に残っています。
夜10時過ぎ、神のお告げがありました。
集落は今年も平穏で、人々は多幸であると。
古から続く伝統の舞の数々。貴重な文化遺産を守り伝えていこ うとする想いが美しい舞に表れていました。