2月11日(土曜日)放送 秋田県 寺沢の悪魔はらい ~子供たちの成長を願う来訪神行事~ ※字幕放送対応
秋田のナマハゲに代表される東北の来訪神行事。
来訪神とは仮面・仮装など異形の姿をしたものが、正月などに家々を訪れ、新たな年を迎えるにあたり怠けものを戒め、幸や福をもたらす神々と言い伝えられてます。
今回は来訪神行事の中でも異彩を放つ秋田市の寺沢集落を訪ねます。
集落ではワラで“やまはげ” と呼ぶ来訪神を作ります。
顔の真ん中には山から降りて来たことを現す杉の葉と 赤いトウガラシがつけられています。
頭には角があり、1本の角は雄、2本は雌を 現し、雄と雌が一対になって家々を巡ります。
行事の名は“寺沢の悪魔はらい”。
来訪神行事は、昔も今も子供たちの成長を願う風習です。
地域をくまなく回る来訪神。
やまはげに見守られる子供たちは、故郷の温もりをいつまでも忘れること はないでしょう。