仙台市は、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナから避難して来た人に対する生活支援策を発表しました。生活費の支援として、1世帯当たり最大50万円が支給されます。
仙台市は、ウクライナの混乱が長期化する見通しに加え、市内に暮らす避難者から「家族を呼び寄せたい」などの相談が寄せられたことを踏まえ、支援の拡充を決めました。
ウクライナから避難して来た人に当面の生活資金として、1世帯当たり30万円から50万円の支給や、医療機関で健康保険が適用される診療を受けた際に自己負担した費用を助成します。
また、仙台市はウクライナから避難した人に市営住宅を提供することにしていますが、入居の準備が整うまでの間、市内のホテルを一時滞在先として手配し、客室や食事を無料で提供することにしました。
仙台市によりますと、市内にはウクライナから避難して来た少なくとも3世帯4人が暮らしていて、いずれも家族の元に身を寄せているということです。