日銀仙台支店は5月の東北の景気判断について、東北新幹線の全面再開などを追い風に「緩やかに持ち直している」と発表し、4月の判断から引き上げました。
会見で日銀仙台支店の大山慎介支店長は、判断引き上げの理由として「個人消費の持ち直し」を挙げました。
東北新幹線が全線で再開したことや、大型連休中に行動制限がなかったことなどが追い風になりました。
日銀仙台支店大山慎介支店長「ゴールデンウィークの状況は、人出を見ても事業者の受け止めを見ても、コロナが始まってから一番明るいかなという印象」
今後については、旅行などのリベンジ消費が広がることへ期待の一方、物価高が個人消費の手控えにつながる懸念もあるとと述べました。