宮城県柴田町の住宅で住人の男性が殺害されているのが見つかった事件で、犯行現場は玄関先とみられることが分かりました。現場から発見されたスマートフォンが男性のものであることも分かりました。
17日朝、柴田町西船迫の住宅の玄関先で、この家に住む村上隆一さん(54)が殺害されているのが見つかりました。死因は、右腰を刺されたことによる失血死でした。
その後の警察への取材で、村上さんは運ばれた形跡が無いことから犯行現場は玄関先とみられることが新たに分かりました。
村上さんの足元にはスマートフォンが落ちていましたが、その後の捜査で村上さんのものであることも分かりました。
警察は、通話履歴などを詳しく調べています。
佐藤寿明カメラマン「男性が殺害された現場の住宅に、警察の鑑識と消防が入って行きます」
警察は住宅の室内の現場検証を始め、手掛かりが無いか調べています。
村上さんは、死亡推定時刻に近い17日未明に親族と会っていて、その数十分から数時間後に何者かに殺害されたとみられています。
現場からは凶器が見つかっておらず、警察は近くの河原などにも範囲を広げて捜索しています。