宮城県の高齢化率が公表され29・1%と過去最高を更新しました。また、高齢者のうちひとり暮らしの人の割合も過去最高となりました。

 宮城県によりますと、今年3月末現在の高齢化率は29.1%で、去年を0.3ポイント上回り、過去最高を更新しました。

 高齢化率が最も高かったのは、七ヶ宿町で44・8%。次いで、丸森町が44・0%山元町が42・2%などとなりました。

 一方、最も低かったのは、富谷市で22.3%。次いで大和町が23.6%名取市が23.9%、仙台市が24.9%などとなりました。

 また、在宅でひとり暮らしの高齢者の割合は、去年に比べ0.7ポイント増加し23・0%で過去最高を更新しました。

 県の担当課では、「高齢者が、住み慣れた地域で自分らしく生活できるよう介護予防の施策や介護人材の確保に力を入れていきたい」と話しています。