「せんだい海手線ループバス」の実証運行が始まりました。海沿いの観光施設などを結びにぎわいを作り出すことがねらいです。
仙台市が運行する「せんだい海手線ループバス」は、地下鉄東西線の荒井駅を発着点に、震災遺構・荒浜小学校や深沼海岸など8つの停留所をおよそ1時間間隔で周ります。
「アクアイグニス仙台」や「かわまちてらす閖上」など震災後にできた施設を結び、利便性を高めることで、観光客に海浜エリア一帯を楽しんでもらうことを目指します。
実証運行は8月20日まで行われ、利用者の多い停留所や時間帯などを調査して、本格運行を検討します。
仙台市観光課日下和彦課長「今年度を観光再生元年と位置付けてさまざまな観光施策を実施している。仙台市としては東部海浜エリアににぎわいを創出して周遊促進を図ることでコロナ前のにぎわいが戻ってくればと考えている」
ループバスは1日16便運行され、料金は1日乗り放題で大人が500円、小学生以下が250円です。