仙台市中央卸売市場でニタリクジラの生肉の初競りが行われ、1キロ当たり40万円と過去最高の値が付きました。
競りに掛けられたのは、青森沖で捕獲されたニタリクジラの生肉2トンです。
生肉は流通量が少なくうまみが凝縮されているのが特徴で、競りでは脂ののった希少な部位、尾肉が1キロ当たり40万円で取引されました。
捕鯨会社の共同船舶によりますと、6月に大阪で競り落とされた1キロ当たり30万円がこれまでで最も高かったということで、最高値を更新しました。
競り落とした水産会社「七夕もありまして仙台に非常に多くのお客様が来ていただいているので、おいしいものを提供したいなと思って頑張って買いました」
ニタリクジラの生肉は、8日から宮城県のスーパーなどで販売されます。