仙台89ERSは、2日から宮城県南三陸町で始まるトレーニングキャンプを前にチームの名前が入ったアリーナの除幕式を行いました。

 これまでホームゲームが15試合行われた南三陸町総合体育館が、新たに仙台89ERSベイサイドアリーナという愛称に変わりました。

 南三陸町でキャンプを行うのは今回が2回目で、約そ1カ月後のシーズン開幕に向け、汗を流します。

 志村雄彦社長「89ERSのロゴが入ったアリーナになっていくというのは非常に喜ばしく、日本一の一歩を南三陸町から踏み出せたら」

 除幕式の後は、南三陸311メモリアルに移動しました。選手たちは真剣な表情で展示を見つめ、改めて被災地の球団として決意を胸に刻んでいました。

 地元のミニバスケットボールチームとも交流した選手たち。ワールドカップでバスケ熱が高まる中、熱いプレーを届けることを誓っています。

 青木保憲選手「テレビの前で涙目になるくらい、日本代表選手の皆さんには頑張りを見せてもらっている。アカツキJAPANの活躍に勇気をもらって僕たちも頑張りたい」