東北大学が、附属農場で育てた農畜産物を使ったカレーとビールを開発しました。22日の発売を前に、メディア向けにお披露目されました。

 東北大学が約1年かけて開発した、川渡カレー2種類と川渡ビールです。

 カレーのレシピは仙台市出身のスパイス料理研究家、印度カリー子さんが考案しました。空駆ける仙台牛には宮城県大崎市にある大学附属農場、川渡フィールドセンターで育てた仙台牛が使われています。

 野口ちひろアナウンサー「しっかりスパイシーです。仙台牛のうまみもたっぷり溶け込んでいますね。深い味わいです」

 風薫るルバーブ&チキンは、フィールドセンターで栽培されたルバーブを使用しています。

 野口ちひろアナウンサー「ルバーブの優しい酸味がスパイスと相まって爽やかでおいしいです」

 ビールは、フィールドセンター産のひとめぼれを使い、牛タンの利久が宮城県岩沼市で運営する醸造所で製造されます。優しい甘みとフルーティーな味わいが特徴です。

 東北大学冨永悌二理事「A5の牛肉を東北大学も生産できるんだというところを、是非皆様にも知っていただきたいなと思います」

 商品は、22日から仙台市青葉区の藤崎や全国の利久で販売されます。

 売り上げの一部は、東北大学の研究などに活用されます。